音楽に癒される人、ペットに癒される人、青い海に癒される人、植物に癒される人など、癒されるものは人によって皆違いますが、どれも人はそれを五感によって感じています。そして“癒し”は人間の五感に心理的な安心感を与えています。
エステでもよく利用されている音楽などによる“聴覚による癒し”を見てみると・・・・・・小さ過ぎて人の目にはみえないような“微小な分子”から、大き過ぎて人の目にはみえない“大宇宙”まで動くものはすべて振動していて、それぞれに特有の音を発しています。
そして、人間の可聴能力は毎秒20Hz(ヘルツ)から20,000Hzだと言われていますが、都会の騒音の中で暮らしている人々の可聴能力が平均して8,500Hz程度に減退しているのに対して、自然環境豊かな地域で暮している人々の可聴能力は殆ど衰えを見せていないと言われています。
また犬などの動物の可聴能力は何万から何10万Hzにもおよび、古今東西の多くの文明や宗教においても音は尊ばれて“宇宙の本質”とまで言われています。
そして古来より、様々な楽器や物、声などを使った“音による癒し”が行われていたようです。
現代では“音”が私たち人間の自律神経や免疫体、内分泌、神経系の各組織に多大な影響を与えていることが科学的データによって証明されています。
次にエステにもよく用いられる“嗅覚による癒し”を見てみると・・・・・・“香り”と“心”というのは目には見えませんがお互いに深くつながっています。
良い香りは“心のビタミン剤”とも言われるように、私たちは心へとへとに疲れている時でも自分の好きな香りを嗅ぐことによって元気がでてくるといった体験をすることがよくあります。
通常わたしたちが嗅ぐ香りは、鼻から嗅細胞を通って脳に到達します。
そこでさまざまなメッセージとなって自律神経系や内分泌系に伝わって、穏やかな気持ちになったり活動的な気持ちになったりといった効果を表します。
“香りによる癒し”で大切なのは自分の感覚を最優先させるということで、言い換えれば“自分にとって一番気持ちのいい香り”が自分を癒してくれる香りなのです。
自分と相性のいいアロマオイルやハーブティーの香りを見つけておきたいものですね。ストレスによる不調は“香り”が一番効果的だという人もいます。